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Flash Loader Demo から始めます。 [STM8S]

Flash Loader Demo から 起動するに当たり、まず環境を整えるところから書き直します。

IMG_4061.jpg

画像は左からSTM32VLディスカバリー SWD に対応 SWIM に対応しているか不明。

真ん中はUSB-COM FTDIの3.3vとTXD.RXD,GNDを引き出しています。

右はSTM8SディスカバリーのST-LINK基板 JTAGコネクタの端子から 被SWDとしてアクセス可能、UART端子を引き出して、Flash Loader Demoから操作可能です。

左から赤3.3v 黒GND 白UARTのTXD 青UARTのRXD 奥の白BOOT1_GNDに接続

BUTボタンを押しながらRSTを押し離し、BUTを離すと Flash Loader Demo MODEになります。

下はMaple-mini基板 STMF103CB を搭載 UARTとSWDでアクセスできるも、USBからは不明なデバイスとして認識される。(USBはハイスピードモード対応のDISC_MODEが有るも最初に動作し無いので1.5kで3.3vにつり上げたままです)

WS000224.JPG

STM32のツールには 「stvp」 と 「stvd」 

http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/TOOL/DEVICE_PROGRAMMER/stvp_programming_toolkit.zip

http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/TOOL/TOOLSET/sttoolset.zip

「DfuSe」 「ST-LINK Utility」 「Flash Loader Demonstrator」 等があり それぞれ違う使い方になります。

WS000228.JPG

http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/SW_COMPONENT/SW_DEMO/um0412.zip

sWS000222.JPG

STM32 ST-LINK utility

http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/TOOL/DEVICE_PROGRAMMER/stm32_st-link_utility.zip

ST-LINK firmware upgrade

http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/SW_COMPONENT/FIRMWARE/st-linkv2_upgrade.zip

STM32 Virtual COM Port Driver

http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/SW_COMPONENT/SW_DRIVER/stm32_vcp.zip

STM32系統のプロテクション関連 を 操作するには Flash Loader Demonstrator が必要です。

STM32 and STM8 Flash loader demonstrator

http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/SW_COMPONENT/SW_DEMO/stm32-stm8_flash_loader_demo.zip

ほかには 3.3vレベルTTL(UART) の 信号が必要で USB-COM変換器 が有れば便利です。

小生は aitendo(何種類かのバージョンがあります) さんの基板を改造し FTDIのFT232RL を付けた USB-UAR コンバータを使っています。

(VCC端子があり、5vが出ていますので切って、3.3vに繋ぎ直しています)この 3.3V は ターゲットの電源にも使います。

(FT232RLはほとんど同じpin配列でXTALが要りません) USBコネクタはAが付いていましたが、後でケースに入れやすいように、B-mini に変更しましたが極性が反対になるので裏面に着けました。

STM32の UART は 10k で  プルUPかプルダウンしないと不安定になるようなので、この基板に10kのプルダウンを2本付けています(どちらの信号だったか覚えておらずややこしいので両方に付けています)

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1WS000221.JPG

電源とUART RXとTX TXとRX を交差するように接続し、GNDからBOOT1 に接続して、USBを差し

デバイスドライバを点検するバッチファイルを起動します。(非表示のデバイスも表示しています)

set devmgr_show_nonpresent_devices=1
cd %SystemRoot%\system32
start devmgmt.msc

WS000220.JPG

COM6ポートが認識されています。次に BUT ボタンを押し(BOOT0をHにしたのと同じ効果)RESETボタンを押し離してから、BUTボタンを放します。これで UART(TTLレベル)フラッシュローダーモードになります。

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うまく繋がらない場合は真ん中にあるような注意表示が出ます。

プロテクションされている場合

WS000236.JPG

解除されている場合

3WS000221.JPG

STMF103CB は128KB 有ります。

1WS000228.JPG

ここでリードライトともにディセーブルでアクセスできるようになりイネーブルでアクセスできなくなります。

WS000232.JPG

書き込むファイルを選択して次に進むと、

WS000237.JPG

書き込まれます。

4WS000221.JPG

Maple-mini は本来は次のようになる予定だったんですが、不明なデバイスになってしまいました。

sWS000221.JPG

次は ST-LINK SWD(JTAGも)でのアクセスです、このモードでは MPUのタイプ を自動判別して 内容も表示してくれます 接続、遮断、デバイスのメモリーとファイルの内容を切り替えて表示 ブランクチェック、消去、表示、コンペア、書き込み、オプションバイトのアクセス が できます。 タイプは .bin .hex .s19 に対応しています。

WS000248.JPG

読み出したデータはSAVEする事が出来ます。

WS000252.JPG

STVP は 次のような表示に成り .HEX だけ扱えます。

4WS000182.JPG

ちなみに 正式な ST-LINKV2  は 次のように認識されます。

5WS000182.JPG

チップはヤフオクで買ったんですが、よく調べてみると、エラッタに、USBの不具合があるバージョンでした。

一度問い合わせたら、ノーサポートが条件と突っぱねられました。

今日見るともう何も出品していません、これって詐欺に近いんじゃないでしょうか?

ではまた

 

 

 

 


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