Flash Loader Demo から始めます。 [STM8S]
Flash Loader Demo から 起動するに当たり、まず環境を整えるところから書き直します。
画像は左からSTM32VLディスカバリー SWD に対応 SWIM に対応しているか不明。
真ん中はUSB-COM FTDIの3.3vとTXD.RXD,GNDを引き出しています。
右はSTM8SディスカバリーのST-LINK基板 JTAGコネクタの端子から 被SWDとしてアクセス可能、UART端子を引き出して、Flash Loader Demoから操作可能です。
左から赤3.3v 黒GND 白UARTのTXD 青UARTのRXD 奥の白BOOT1_GNDに接続
BUTボタンを押しながらRSTを押し離し、BUTを離すと Flash Loader Demo MODEになります。
下はMaple-mini基板 STMF103CB を搭載 UARTとSWDでアクセスできるも、USBからは不明なデバイスとして認識される。(USBはハイスピードモード対応のDISC_MODEが有るも最初に動作し無いので1.5kで3.3vにつり上げたままです)
STM32のツールには 「stvp」 と 「stvd」
http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/TOOL/TOOLSET/sttoolset.zip
「DfuSe」 「ST-LINK Utility」 「Flash Loader Demonstrator」 等があり それぞれ違う使い方になります。
http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/SW_COMPONENT/SW_DEMO/um0412.zip
STM32 ST-LINK utility
http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/TOOL/DEVICE_PROGRAMMER/stm32_st-link_utility.zip
ST-LINK firmware upgrade
http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/SW_COMPONENT/FIRMWARE/st-linkv2_upgrade.zip
STM32 Virtual COM Port Driver
http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/SW_COMPONENT/SW_DRIVER/stm32_vcp.zip
STM32系統のプロテクション関連 を 操作するには Flash Loader Demonstrator が必要です。
STM32 and STM8 Flash loader demonstrator
ほかには 3.3vレベルTTL(UART) の 信号が必要で USB-COM変換器 が有れば便利です。
小生は aitendo(何種類かのバージョンがあります) さんの基板を改造し FTDIのFT232RL を付けた USB-UAR コンバータを使っています。
(VCC端子があり、5vが出ていますので切って、3.3vに繋ぎ直しています)この 3.3V は ターゲットの電源にも使います。
(FT232RLはほとんど同じpin配列でXTALが要りません) USBコネクタはAが付いていましたが、後でケースに入れやすいように、B-mini に変更しましたが極性が反対になるので裏面に着けました。
STM32の UART は 10k で プルUPかプルダウンしないと不安定になるようなので、この基板に10kのプルダウンを2本付けています(どちらの信号だったか覚えておらずややこしいので両方に付けています)
電源とUART RXとTX TXとRX を交差するように接続し、GNDからBOOT1 に接続して、USBを差し
デバイスドライバを点検するバッチファイルを起動します。(非表示のデバイスも表示しています)
set devmgr_show_nonpresent_devices=1
cd %SystemRoot%\system32
start devmgmt.msc
COM6ポートが認識されています。次に BUT ボタンを押し(BOOT0をHにしたのと同じ効果)RESETボタンを押し離してから、BUTボタンを放します。これで UART(TTLレベル)フラッシュローダーモードになります。
うまく繋がらない場合は真ん中にあるような注意表示が出ます。
プロテクションされている場合
解除されている場合
STMF103CB は128KB 有ります。
ここでリードライトともにディセーブルでアクセスできるようになりイネーブルでアクセスできなくなります。
書き込むファイルを選択して次に進むと、
書き込まれます。
Maple-mini は本来は次のようになる予定だったんですが、不明なデバイスになってしまいました。
次は ST-LINK SWD(JTAGも)でのアクセスです、このモードでは MPUのタイプ を自動判別して 内容も表示してくれます 接続、遮断、デバイスのメモリーとファイルの内容を切り替えて表示 ブランクチェック、消去、表示、コンペア、書き込み、オプションバイトのアクセス が できます。 タイプは .bin .hex .s19 に対応しています。
読み出したデータはSAVEする事が出来ます。
STVP は 次のような表示に成り .HEX だけ扱えます。
ちなみに 正式な ST-LINKV2 は 次のように認識されます。
チップはヤフオクで買ったんですが、よく調べてみると、エラッタに、USBの不具合があるバージョンでした。
一度問い合わせたら、ノーサポートが条件と突っぱねられました。
今日見るともう何も出品していません、これって詐欺に近いんじゃないでしょうか?
ではまた