123Dで立体モデル レンズガードの作り方です [3Dプリンタ]
モデル図面を書くに当たって、プリンタ軌跡寸法は機械的に熱ヘッドの動作実寸です。
プリント後冷えて熱膨張分の収縮が起こりますので、
実際には(2.5%くらい)大きめにプリントする補正が必要です。
取り付けは基部の内面(30φ11h)で固定する様にしました。
モデルを切断して寸法を求めるとき、
マウスカーソルを近づけたところに原点を作ることが出来る場合があります。
またスケールを当てて間隔寸法をコピーできます。
傾斜線と垂直水平線は後から結合しにくい(面として扱う鏡面複写や、変倍が出来ない)
各部の寸法に合わせて各種の円を描き、広角のカットのための平面、
最広角の瞳位置を点として書きます。
測定した寸法に原図を作り、モデルを書いた後から、
熱収縮補正を(1.025倍くらい)することも出来ます。
スケールで変更したり、スライサーの X スケールでプリントするときに
倍率を変えても出来ます。
(一度作って寸法が判っているのでそれで寸法を決めています、
原図寸法より少し大きい補正実寸と混ぜて説明してしまいました。)
モデル図面を保存するとき実寸か補正済みか名前で区別出来る様に命名しましょう。
取り外しがしやすくてきれいに仕上がるように、土台を裏側に1mm押し出し、
モデル側が0.1mmで接するように、 幅1mmに対して 0.45mmの面取りをします。
この時面の選択がバラついて思う様にマウス選択ができません、
後から描いた線が拾いにくいようです。
ズームして大きくすするとしやすくなりますが、
ホイールの回転方向が逆で最初逆に動いてしまうのはご愛敬で、
タイヤを前に回して接近と覚えると良いようです。
取り付け内部11mm、高さを1mm余裕を持つように12mm+外部厚さ2mm=14mmを
新規( P)で押し出します。
鏡筒部の高さをスケール(BOXに目盛りのアイコン)で測れます。
鏡筒外面を 寸法 貼り付けして新規押しだし(P)
鏡筒の接続部を傾斜にする、コーン高さ20mmを作り14mm持ち上げて、
75mm移動して乗せマージします。
前面視野平面や鏡筒内を切った画像になってしまいました。
実際には鏡筒内は切除しない状態です。
鏡筒内面接続部を角度を持たせてオーバーハングの支持(サポート)を
無くす様にしました。
コーン高さは直径比例で低くし、コーンを同径の円柱12mm に乗せマージして、
移動して切除しますと内面の段付きが無くなります。(高さは12mmです)
鏡筒内面を切除します。 鏡筒内面を寸法 貼り付けして押しだし 切除(P)
ここから鏡筒内の切除です。(赤色は切除、黄色は交差、青はマージと新規です)
前面視野平面(液晶面比率を参考に決めます)から瞳中心に向かってロフト切除(L)
おっと、上面に切りかすが残りました、カット線(分割エンテティ)を
0.1~0.2mm引き下げます。
方向が合わないときは、選択移動で軸方向を90度換えます。
(Alt+B)これで切り取り削除できます。(選択ボデーは濃い青、エンティティは黒)
見やすい様にガラス素材にして、
下部面取り2方向、
下部フィレット4方向、
最後に2mmから0.2mmくらいフィレット加工をしてしあげ、
(接面チェーンをoffにしますと回り込みが無くなって選択しやすく、
エッジの鋭角や破損等が起きにくいです)
てっぺんに2mmボールをシッポとして付けると、上面の仕上がりががきれいになります。
切除するとき切り残しが出ない様に(結合)マージしてから切ります。
STLへの変換はメッシュミキサーにおくり、
メッシュミキサーからプリンタに出力を選びますと、
ファイルの補修をしてから変換してくれます。
途中で作成順序が違うところがありますが、無理に合わせたので画像が合っていません、
お許しをm(_ _)m 。
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