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シャリュモーとクラリネットの壁 [閉管楽器]

シャリュモーとクラリネットの大きな違いはキーが2~3か もっとたくさんあるかで、

シャリュモーは ドイツの クラリネットBbマウスピースを使う分を参考にしました。

http://www.kunath.com/Clarineau/Clarineau::11.html

しかし輸入となると大変なので似たものを作るべく研究してみます。

最下音の限界が C3とBb3の管長差が大きく、指では直接押すことができず、全閉最低音がBb3 C3の音孔開がC3 です。

最高音の限界は マウスピースジョイント下、近くにレジスタキーが来て それに続く、最高音孔 がマウスピースジョイントに近くなります。

共鳴管が細い(13φ塩ビ管)場合ですと、レジスタキーの取り付けが難しくなります。

共鳴管が太い場合は、吹き始めてから鳴るまでの時間がかかり、ちょうど良い太さ材質があるようです。

木管の肉厚管で内径15くらいですとマウスピースの内径と同じなので一番良い感じがします。

また内径が細い場合は、なぜか低いモードになったり(これが不思議)元に戻ったりします。

音域は C3~D4 までの シャリュモー音域と キーを使った D#4~F4 スロート領域 と

F#4~E5 までの クラリオン領域まで出せます。

あいにく日本製の似たものは レジスターキーがないので スロート領域が出せず クラリオン領域も出せません。

 

 

クラリネットBb は大きく分けて シャリュモー音域 スロート音域 クラリオン音域 アルテッシモ音域 の4つがあり、

E2~Gb3 G3~Bb4 B4~E5 F5~C6 に別れています。

スロート音域はマウスピースに近くなるに従って、波長周波数の関係が 短くなり 穴を小さくしたり キーをクロスさせたりと、ややこしい領域です。

クラリオン領域は、レジスターキーで少し空気を逃がし3倍音が出やすくするため、シャリュモー領域が12音階であるのに対し、18.5音階跳躍するため、スロート領域で補い繋ぐことになります。

アロテッシモ領域は5倍音などで1Kから3K以上に及び悲鳴のような甲高い音程になります。


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