SSブログ
閉管楽器 ブログトップ
前の10件 | -

篳篥用のマウスピースを作ってみた [閉管楽器]

最近3Dプリンタのお手伝いを始めました、機械が空いた時作ってもらいます。

123dの図面を書いて、篳篥にマウスピースをくっつけてみました。

手始めにPLAでやってみて、うまく作れたらABSでやってみます。

WSN001353.JPG WSN001354.JPG

IMG_0049.jpg IMG_0033.jpg IMG_0029.jpg

最低音が鳴りにくく、3倍トーンになってしまいます。

管の接続が悪いと強く吹かなくても漏れてオーバートーンに成りやすい。

尺八運指チューナーではかってみますと、最低音は357Hz 最高音は847Hz 

全閉オーバートーンは1055Hz 最高音は3本離して1200Hzでした。

 ice_screenshot_20160326-172622.jpeg

3本離し

ice_screenshot_20160326-172634.jpeg 

計りながらキャプチャーは難しいです。

音程がはっきりしすぎていて(逆に言えば音感が無くても)

 中村仁美 さんの映像に出てくる メリカリ奏法はクラのリードでは出来ませんが・・

 

 


ティンホイッスルの指穴 決め方 に使った 足管に ベークラマウスピースを付けてみました。 [閉管楽器]


ティンホイッスル風の足管は
管端側から G4 A4 B4 C5 D5 E5 Gb5 の配列でしたが、


ベークラのマウスピースでは
管端側から G3 A3 B3 C4 D4 F4 Gb4(F#4) の配列でした。

(なぜか5番目の音孔の音程が違います)

管尻穴の影響 管端にアダプタを付けた場合の音程の変化を調べました。
穴に詰める小径のアダプタは、外径14φ 内径9φ 長さ5mm です。
詰める深さは管端と同面では 5mm と表示します。

アダプタ無し
0   195  221  248  266  300  342  380 
深さ 全閉 1孔開 2孔開 3孔開 4孔開 5孔開 6孔開 
5   190  219  246  266  302  342  389 
10  192  221  245  268  302  342  386 
15  192  219  249  265  301  342  385 
20  191  221  249  265  303  342  384 
25  192  221  248  267  302  344  384

最初の位置では変化がありますが、 5mm 以上深くしても、
1孔 に近づくためか余り変化しなくなりました。



DSCF0479.jpg

 


ベークラマウスピース の倍音 [閉管楽器]

やり始めた時はなかなか音が出ず、(アマゾンでノーブランドのマウスピースを買いました)

次は グラフトナイト B3 を買い 小さめにしたかったので サキソホーン用フレデリックヘムケ3を買い、

ベークラ用リコレゼルブ3.0を買いました。

サキソホーン用は少し短いだけで合います、ノーブランドはマウスピースがしっかり出来て居らず、

リコグラフトナイトは良く鳴ります、どこが違うか調べてみますと内側の形(音程に影響するみたい)

フェイシングの精度、カーブ、サイドレールの幅などが違い、同じように修正すると鳴りやすくなりましたが、

ティップのオープニングは同じでもカーブが違って、チップ先端の打音がしたので、

もう一度削り直しフェイシングカーブのアールを小さくして、サイドレールももう少し細くして似せますと

良く鳴るようになりました。

良くリードの精度が言われますが、これらでどれも良く鳴り、付けっぱなしにしておいても黴びなければ問題有りません。

使うときは、軽くしばらく息を通し湿度を上げてから吹くと鳴ります、鳴りにくい時は舌先をリードティップにちょっと当てれば

直ぐ鳴り始めます。

ベークラマウスピースにアダプタを付けて、各種の管を繋ぎ

管端の基音と倍音を調べてみました。

周波数はPCのソフトチューナーの表示で、出しやすい音と何とか出せて1秒以上続けられた分を列記しました。

アンブシュア、の違いで少し周波数が動いて居ますが気にせず記録しました。

管長は正確な音程を調べるのではないので、測らずに、概略40cm 位ですが 15φは以前に作った

16φ管の中に15φアルミ管を入れた物で、少し隙間があるかもしれません。

DSCF0469.jpg

18φ 227 670 1064 1440
14φ 190 583 970 1273 1312
13φ 164 869 1190 1215 1465 1523
15φ 257 780 1270
16φ 203 611 978 1002 1256 1337  
22φ 188 562 897 1150

今回は Bb CLAR と言う フランス製の安い ゴムかビニールのリガチャーを使ってみました。

アンブシュアの違いだけで換わる範囲です。

クラBマウスピース マウスピース先端 管端 1853mm
14φ 43 1053 1140 1226 1322 1406  

長いとそれなりに基本音は出ますが、管径の関係か最高倍音は余り換わりません。

クラBマウスピース マウスピース先端 指穴中心長 310mm
14φ 263 792 1218
クラBマウスピース マウスピース先端 管端 296mm
14φ 285 873 1360
クラBマウスピース マウスピース先端 管端 474mm
14φ 175 900 1247 1516

http://www.kinosita.itabashi.tokyo.jp/takahashi/kurarinetto/kurarinetto.html


マウスピースとリード [閉管楽器]

HIVPの塩ビ管16φをB♭マウスピースに合うように加熱して 22.2φ-深さ16mmに広げた段差を作りました。
これにヤフオクで買った、ノーブラ クラリネット マウスピース B♭ (リガチャー、カバー、リード)と付いてきたどこのだか判らない、リードを付け、240.5mmの管で成らしてみますと、261.63Hz と 3倍音付近が出てどちらかというと、スペクトルは同じ位なのに、3倍音として聞こえます。

おそらく、管内の音波は1/4λの基本波と3/4λの3倍音波が混在していて、リードが3/4に合って励振していると思われます。

原因はマウスピースが安物なのか、何処か管の隙間などから空気が漏れているのかもしれません、
管の隙間は蜜蝋を垂らして封をしましたが同じでした。

 レジェールリード【Legere】 B♭クラリネット用 スタンダード3
も使ってみましたが、同じで どちらかというと 先端がワカメ状にへろへろに成りやすく、
本当に長持ちするのが疑問です、
(成分は何らかの繊維をPP樹脂で固めてあるようで基本的には柔らかすぎるのかもしれません)
却ってウレタンなんかの方なら弾力があり、戻ってくれそうに思われます。

後はマウスピースかと思って、少し高い、RICO グラフトナイト  B♭クラリネット用を買って、
RICO RESERVE レゼルヴ B♭クラリネットリード[3] を付けましたが、同じなのでガックリです。

(しかしビニスポのあるなしにかかわらず、なぜか音程が少し上がっています)
(コルクグリスは、リップクリームで代用しています、少しハッカの香りがします)

(ノーブラはフェイシング面が刃物痕が残って波打っていましたので、ペーパーでピカピカに仕上げました)

リコの分はフェイシングが一段高くなっていて左右が合わせやすい様です、
しかし填め合いコルクは粒状シートを巻き付けてありました、またコルク外径が23φ近くで、
前の管の填め合いが堅すぎて入らず、もう一度加熱して木棒を差し込んで少し広げました。
前の分でも問題なく入ります、(どうなっているんだろう)
(リガチャーに拠っても、音が換わるとも聞きます)


DSCF0300.jpg

よく考えてみると、塩ビ管やアルミ管は平滑なため表面での反射が減衰しにくく、3倍音が大きな圧力波で帰ってくるのかもしれません。

マウスピース直下にはレジスターキーの穴を付けますので、その上下にしか付けるところがないので、
マウスピースの出口穴の中に、ビニスポ(戸当たりパッキンのスカスカの分)を両面テープから見て富士山型の三角状に切り貼り付けました。

DSCF0295.jpg

結果は良好で1/4 と 特別な吹き方で 5/4 が出せました。

管内の吸音は少しは要るようです。

うまく音のでないのは、リードのせいだけではなく、この様な事もありますので、
3倍音が出やすくて、困っていられたら試してみてください。
(良いリードならこの様な事はしなくても良いのかもしれません)

DSCF0301.jpg

DSCF0310.jpg

IMG_0160.jpg

 


大篳篥研究のため買っていた、Duduk のリード [閉管楽器]

Duduk(アルメニア産、杏の意味、トルコにもある表8穴裏2穴、何かもっとするっと抜けたような音で、篳篥とはだいぶ違います) は大変鳴りにくく、T楽器さんでは丈夫で何倍も(確か2年くらい)持つと言うことでしたが、(アゼルバイジャーン圏ではバラバンとも言うらしい)

http://www.youtube.com/watch?v=JUgdl52xZB4

始めにはトルコのメイ(表7穴裏1穴、わりと篳篥に似た音です)とリードを頼んだら、dudukの方が丈夫で良いという話だった。

http://www.youtube.com/watch?v=9rIH6IeCzgg

(Youtubeで見るとmeyもdudukになっていたりします)

指穴がたくさんあり全部押さえきれないで常には開けておく穴が有ってそのときの音程が管名のようでした。

あまりに鳴らないので、勢いよく吹くとパイプを押しつぶしたような片側の真ん中がひびが入ってしまった。

結構高い物なので、買い直すのも面倒で、補修することにしました。

材料は適度な堅さの(目的によって換わってくる、面積が広い場合は熱く堅く、小さい場合は比較的薄め)

素材は試した中では、ケーンや葦に近いのはスチロールの発泡していない分です、

ほかの素材は、粘性があったり、堅さの割に重量があったり堅すぎたり柔らかすぎたりしました。

今回はチチヤスというヨーグルトの3~4個ワンパックの1つを使いました。

切り始めはこの方向からでないとうまく行きません。

DSCF0239.jpg

次に型の線に沿って縦に切り、 

DSCF0241.jpg

後ろの方まで進みます。

DSCF0245.jpg

まずはどちらか進みやすい方向に進み、方向を変えて反時計方向に切って行きます。

DSCF0247.jpg

もう一つの型線に沿って切り、2個に分けます(特にこれは必要有りませんが、いくつも作らなければ少し無駄が増えるだけです)

これで材料がそろいました、マジックの線入り板は仮の試し切りで得には必要有りません。 

DSCF0250.jpg

スパッと切ったようになっているのは、ナイフとハサミであらかた切ってから、

400番の水ペーパーを板に張り付け、吹き口の左右を合わせながら、リード先の真ん中を押さえながら、

研ぎ出すと、リード編端が多めに削られて、離したときアールになって隙間が空き、空気の通り道になります。

DSCF0252.jpg

スチロールをあてがい、半分透けて見える切るべき線の所に大きめに(吹き口はアールが平坦になり広がります)

マジックで点を書き、線上をハサミで切りました、(スチロールは底側が薄く、口側が少し厚く、アールも小さいです)

今回は吹き口側を薄くしました、 少し出っ張ったとろろは後からハサミやペーパーで削れます。

DSCF0256.jpg

接着前にシリコン等はアルコールで拭き取っておいてください。

接着剤の種類は画像のほかに、セメダインスーパーX2も使えます。

吹き口以外の葦の断面に軽く着け、クリップとビニールテープで仮固定してください。

DSCF0260.jpg

合わせがうまくいけば、吹き口が平面になるようにあて板(この場合は2mmのABS板)を当てて、

クリップをハサミ直して、更にビニールテープを巻き足して、キッチリ接着できるようにしてください。

DSCF0263.jpg

接着剤のポットライフ(作業可能時間)は2分くらいで、4分くらいで動かせなくなります。

約1時間でほぼ接着し、24時間で完全になります。

さあこれで完成ですが、吹いてみると腰が弱く、ブブゼラ的な音になりました。

もう少し強くするため吹き口を厚い方にしたのをもう一枚重ねることにして、切り抜きました。

DSCF0266.jpg

管体に差し込むところは、糸巻きがしてあり、リードをしっかり握って、グリグリねじ込まないと、

所定位置まで入りません。(販売店に寸法が全然合わないのでどうすればよいかと言うと糸を巻き直して、差し込んでみてほしいとのこと、基準音がA=440かも聞いたのですが、有りのつぶてでした、代わりにYoutubeの2カ所の動画を見てほしいとのこと、あまりにもええ加減すぎますね。)

リードの裏表が判るように、表とセメの帽子止め糸側にマジックで印を入れました、

糸巻きのあたり具合を確認しますと、一カ所擦れた痕がないので、少し空気が漏れていたかもしれません。

(空気が漏れたら鳴らなかったり、リードが共振周波数で駆動せず、変な音になります)

DSCF0267.jpg

この後もう一枚を重ねて接着し厚みを増してみます。

(はじめの葦は厚さが1.5mm位有りこれで鳴るのか心配していたのですが、リードの入り深さの浅く直ぐとれ、はずれだったのかもしれません)

糸巻きの擦れていないところは、蜜蝋を塗って、漏れないようにしてみます。

(鳴りが悪かったのはこの隙間が、悪さをしていたのかもしれません、こんなのは初歩的問題で、売ったらそれまでよというのは感心できません)

やはり、Duduk よりは メイ にすれば良かったと後悔しています。

メイのリードは、はっきり判らないのですが、木製の様で、やすいので壊れたら、取り替えた方が良かった、と思いました。

今回出た音程は


    C5    Bb4     A4    F#4    E4     D4     C4     B3     A3    B#3  F#3

文書で付いてきたのより少し高めです?

Fingering  Chart For -C- duduk Made

All Open

1

 

2

3

4

5

6

7

8

 

C

Bb

 

G

F

E

D

C

B

A

 


 

A

 

 

 

 

 

 

 

G


 

Thumb

 

 

 

 

 

 

 

Bottom


 


オーボエは閉管楽器 [閉管楽器]

オーボエは閉管楽器(リードを使う管楽器)で有りながら、管が末広がりになっていて、オーバートーンは倍系列のようです。

トラベルソやリコーダなどの歌口近くに、リードを設けて、閉管楽器と開管楽器の切り替えができないかと考えてみました。

理論的なことはむちゃくちゃで、どのような比率配分にしたらよいか、全く判っていません。

一応音は出ましたが音程や倍音系列もめちゃくちゃです。

sDSCF0225[1].jpg

sDSCF0226[1].jpg

 

sDSCF0227[1].jpg

 


シャリュモーとクラリネットの壁 [閉管楽器]

シャリュモーとクラリネットの大きな違いはキーが2~3か もっとたくさんあるかで、

シャリュモーは ドイツの クラリネットBbマウスピースを使う分を参考にしました。

http://www.kunath.com/Clarineau/Clarineau::11.html

しかし輸入となると大変なので似たものを作るべく研究してみます。

最下音の限界が C3とBb3の管長差が大きく、指では直接押すことができず、全閉最低音がBb3 C3の音孔開がC3 です。

最高音の限界は マウスピースジョイント下、近くにレジスタキーが来て それに続く、最高音孔 がマウスピースジョイントに近くなります。

共鳴管が細い(13φ塩ビ管)場合ですと、レジスタキーの取り付けが難しくなります。

共鳴管が太い場合は、吹き始めてから鳴るまでの時間がかかり、ちょうど良い太さ材質があるようです。

木管の肉厚管で内径15くらいですとマウスピースの内径と同じなので一番良い感じがします。

また内径が細い場合は、なぜか低いモードになったり(これが不思議)元に戻ったりします。

音域は C3~D4 までの シャリュモー音域と キーを使った D#4~F4 スロート領域 と

F#4~E5 までの クラリオン領域まで出せます。

あいにく日本製の似たものは レジスターキーがないので スロート領域が出せず クラリオン領域も出せません。

 

 

クラリネットBb は大きく分けて シャリュモー音域 スロート音域 クラリオン音域 アルテッシモ音域 の4つがあり、

E2~Gb3 G3~Bb4 B4~E5 F5~C6 に別れています。

スロート音域はマウスピースに近くなるに従って、波長周波数の関係が 短くなり 穴を小さくしたり キーをクロスさせたりと、ややこしい領域です。

クラリオン領域は、レジスターキーで少し空気を逃がし3倍音が出やすくするため、シャリュモー領域が12音階であるのに対し、18.5音階跳躍するため、スロート領域で補い繋ぐことになります。

アロテッシモ領域は5倍音などで1Kから3K以上に及び悲鳴のような甲高い音程になります。


クラリネットの管径とベルについて [閉管楽器]

クラリネットの管径とベルについてしらべています,

まずはベルをペットで作りますと、音で共鳴して汚い音になりました、音程は少ししか下がりません。

おそらく反射の整合に関係すると思います、

塩ビ管を少し広げた場合ですと汚く成らず音程もあまり換わりません、

次はもう少し厚みのあるベルで試してみる必要があります。

管径の12φにするに拠って音程は少し変化するのでもう一度

3種類くらいの音孔径で実周波数をはかり補正によって音長を計算し直す必要が出てきました。

sDSCF0229[1].jpg

sDSCF0230[1].jpg

 


管長と管径の不思議 [閉管楽器]

閉管楽器のおもちゃで遊んでいます。

管径は12φが一番良いらしいと判ったんですが、塩ビ官は13φが普通です。

16φにしますと音の響きはいいのですが、吹き始めてから共鳴するまでに時間がかかります、トトトと息を出しながらで克服できそうな気もしたんですがどうしても遅れてしまいます。

これを解決するにはもっと大きなマウスピース、リードの発音体をを作ればよいと思うのですが、あまり現実的ではありません。

さて、百均でアルミ突っ張り棒を見つけました、分解しますと外形が13φ、内径が12φと良さそうな感じです。

(実は以前見つけて細切れで使っていたんですが、その後見つけられず、最近別の店で見つけて2本買いました)

実際の作成には12φを塩ビ管に入れて作るつもりです、音孔数も3倍音に変化できる穴なでの、実際の演奏に便利な配列にする予定です。

今回は、指で押さえるというのを無視して 管長444mm と言うので音孔対音程の変化を調べてみました。

音孔は同じ位置の穴を0.5mmずつ大きくするため穴の端からの距離ではなく、中心の距離を、マウスピースの端から測っています。

まだ目的の音孔径には達していないのですが、傾向が判ったのでとりあえずUP致します。

マウスピースはBbベークラにアルトリードをつけるところを無いのでソプラノをつけていますが、音程は換わらないようです。

音孔は5φから8.5φまではかりましたが、3φ位から必要な気がしました。

測定は尺八チュ-ナーと言うパソコンソフトを使い、マイクの代わりに ATH-MSJ1 と言うオーディオテクニカのヘッドホンを、逆に使っています。(普通のマイクでは低域が意外に延びません) 周波数はほとんど音が安定したと思われる瞬時の読み取りに主観を交えて、適当に決め3回の平均値としています。

フインガリングによる半音も測定しましたが、思うように変化せず、此処には書いていません

 

3 3.5 4 4.5 5 5.5 6 6.5 7 7.5 8 8.5 9 CAL TONE     C調    
150 175 200 225 250 275 300 325 350 375 400 425 450 CAL TONE FUKUON        
533.33 554.67 572.00 587.00 578.33 572.00 599.00 624.00 618.67 640.00 649.00 654.33 656.00 691.06 739.99   1.000 698.46 Gb 739.99
483.73 503.08 518.80 532.41 524.55 518.80 543.29 565.97 561.13 580.48 588.64 593.48 594.99 627.31   698.46 0.907 659.26 F 698.46
454.33 470.67 484.67 494.67 486.00 490.00 497.00 516.00 520.67 527.00 534.00 538.67 539.00 574.32 659.26   1.000 587.33 E 659.26
420.26 435.37 448.32 457.57 449.55 453.25 459.73 477.30 481.62 487.48 493.95 498.27 498.58 527.95   622.25 0.925 523.26 Eb 622.25
398.67 411.00 419.67 429.33 423.33 423.33 432.00 443.33 445.67 451.67 455.00 459.00 458.67 488.51 587.33   1.000 493.88 D 587.33
372.75 384.29 392.39 401.43 395.82 395.82 403.92 414.52 416.70 422.31 425.43 429.17 428.85 455.76   554.37 0.935 440 Db 554.37
354.00 365.33 372.33 378.67 372.00 373.67 381.00 390.00 391.67 394.67 398.67 401.33 400.67 427.14 523.26   1.000 392 C5 523.26
335.24 345.97 352.60 358.60 352.28 353.86 360.81 369.33 370.91 373.75 377.54 380.06 379.43 401.89   493.88 0.947 349.23 B 493.88
320.67 329.33 334.67 339.33 336.67 337.00 342.00 350.00 348.33 351.00 355.67 358.00 357.33 379.46 466.16   1.000 329.63 Bb 466.16
303.67 311.88 316.93 321.35 318.82 319.14 323.87 331.45 329.87 332.40 336.82 339.03 338.39 359.41   440.00 0.947 293.66 A 440.00
292.67 298.67 303.00 305.33 305.33 304.67 309.00 314.67 315.33 318.67 322.67 323.00 323.00 341.37 415.30   1.000 261.63 Ab 415.30
278.62 284.33 288.46 290.68 290.68 290.04 294.17 299.56 300.20 303.37 307.18 307.50 307.50 324.43   392.00 0.952 246.94 G 392.00
267.67 272.33 276.67 280.00 277.33 277.67 282.00 286.67 286.67 288.67 290.33 292.00 292.00 309.09 369.99   1.000 220 Gb 369.99
256.16 260.62 264.77 267.96 265.41 265.73 269.87 274.34 274.34 276.25 277.85 279.44 279.44 295.65   349.23 0.957 196 F 349.23
248.00 252.33 255.33 259.33 256.00 256.67 260.00 263.67 264.00 265.33 266.33 268.33 269.00 283.33 329.63   1.000   E 329.63
238.08 242.24 245.12 248.96 245.76 246.40 249.60 253.12 253.44 254.72 255.68 257.60 258.24 272.00   311.13 0.960   Eb 311.13
230.00 234.33 238.00 240.00 237.33 238.00 241.00 244.00 244.00 245.00 246.33 249.00 247.67 261.54 293.66   1.000   D 293.66
221.95 226.13 229.67 231.60 229.03 229.67 232.57 235.46 235.46 236.43 237.71 240.29 239.00 251.85   277.18 0.965   Db 277.18
215.33 219.00 221.33 224.00 221.67 221.33 225.00 227.67 227.67 228.33 229.67 231.33 230.67 242.86 261.63   1.000   C4 261.63
207.80 211.34 213.59 216.16 213.91 213.59 217.13 219.70 219.70 220.34 221.63 223.24 222.59 234.16   246.94 0.965   B 246.94
202.67 203.00 207.33 209.33 207.00 207.50 209.00 211.67 212.33 213.67 213.67 215.50 214.67 226.06 233.08   1.000   Bb 233.08
195.78 196.10 200.28 202.22 199.96 200.45 201.89 204.47 205.11 206.40 206.40 208.17 207.37 218.79   220.00 0.966   A3 220.00
188.00 192.33 195.67 196.67 194.33 191.00 196.00 198.67 199.33 200.00 200.33 202.00 201.33 211.97 207.65   1.000   Ab 207.65
181.80 185.99 189.21 190.18 187.92 184.70 189.53 192.11 192.76 193.40 193.72 195.33 194.69 201.18   196.00 0.967   G 196.00
184.67 185.33 185.67 179.67 184.00 182.00 183.00 184.67 184.67 184.33 185.00 185.67 185.00 191.44 185.00       Gb 185.00

 

1番上の線はA=440の標準音を表していてあまり意味がありません、実音から左に線を引き合致するところを目安とすれば、実際の管長が出せます。

2番目の線は管長から 音速340m/4/管長 から計算した 周波数で 444mm付近では 管単補正が少なくなってしまう事です。

その下は音孔径に対する、管長と周波数を表し、ほぼ理論的傾向になっています。

どの音程を音孔として開けるかについてもまだ決めていません。

(B,C E,F)は周波数が近く均等間隔にするには半音音程を音孔にしなければ成らず、実際に半音変化がうまくできるか、音色などの傾向も考えて、決めたいと思います。

図だけ3φを追加したものと入れ替えました。

音程は予想通りですが、音は弱弱しくもう少し大きくした方が良さそうです。

 WS000775.JPG

 WS000769.JPG

データは載せませんが、

12φでは3倍音が高くなり、5倍音は出にくいです。

16φでは低くなります、 7倍音までは出やすく、更に高次の音も出るようです。

管長も違うため、理由はわかっていません。

クラリネットについて

(筒音がうまく出ません、調べた結果ドイツ管は15φより少し細く フランス管は15φ の様です)

レジスターキーの構造が判りました、マウスピース直下の 管内に突き出したパイプ状であるらしく、これを開くと、3倍音以上が出るようです。

もう一つのキーも突き出す方式と突き出さないのがあります。


前の10件 | - 閉管楽器 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。