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変形 篳篥の鳴らし方 [閉管楽器]

篳篥の樹脂管を買いました。

付いて着た臚舌では全然鳴らず、クラリネットかサキソホーンの単リードに変えて成らしてみようと思いました、

本来の臚舌は葦を60mmくらいに切り出し、皮をむいて、加熱してヒシギ

(押しつぶして平らな2枚のダブルリードに整形する)

製作します。

構造的には円筒から繋がり楕円となって最後は閉じた平面になります。

元来雅楽の中でも主音律を奏でる、重要なパートに位置しながら、

篳篥は 胡弓やチャルメラ と同じ 胡器 で有るとして 最下位に位置しています。

音域は、西洋音階の ソ(G4)から 1オクターブと1音上のラ(A5)  だそうです。

大篳篥は平安時代 には民間で多く用いられていた様で、

平安時代以降は用いられなくなり、大篳篥が再現されるのは明治時代に成ってからのようで、

(此方の音域は4度下のようです)

部品や材料を並べていたとこをを掃除されて仕舞い調整中の臚舌とセメが消えてしまい。

もう一つのを使ってみますとなぜか、一番上の穴に半分ほど掛かってしまいます。

sDSCF1041.jpg

こうなったらどうして良いやら、さっぱり分からず困ってしまいました。

仕方がないので樹脂製の シングルリードをでっち上げました。

日本カンナの2枚刃の様に、リードと押さえを加減しますと、全閉と解放で、音が出る様に成りました。

sDSCF1037.jpg

2枚目を下げて1枚目だけにしますと、リードによる低音部だけしか出ず、

2枚目を上げすぎますと、全閉では振動が出来なくなり、

最適点があります。

 

これらを考えWeb上の参考資料を探していますと、マウイザフーンを見つけ、

http://xaphoon.com/

ついで ヒチリコ を見つけました。

http://www.geocities.jp/chikuonkoubou/

日本人の指間隔には ヒチリコがよいのですが、輪ゴムで止めることや、竹管しかなく、

気軽に使うには、樹脂管にして、リガチャーを使える様になったらいいなと思っています。

 


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