大篳篥 と シャリュモー [閉管楽器]
こんにちは
最近は 大篳篥とシャリュモーに 興味を持っています。
共鳴管には木管や竹管(節の比較的滑らかな女竹がよいようです)、
竹の節は長いドリルが入手しにくいので、内径より少し細い、
鉄管やステン管の内側をシャーシ用ハンドテーパーリーマーを使って、
外面が刃になる管を作り、 ドリルに付けて節を切り抜きます、
抜けたらドリルから外して、手で持ち節内の出っ張りを引っかけ突くようにしますと、直管に近くなります。
ついでに、内面の柔らかい綿みたいな皮もこそげて、滑らかになります。
削り取れてほとんど直観日近くなります。
木管ですとわりと長い旋盤かろくろが必用で、共鳴管の穴を開けるにはロングドリル(実際にはガンドリル)が必要です。
Youtube で見ますと2カ所のとんがり芯にセンターを少し掘った、素材を取り付け 、ひもを巻き付け交互に引いて
素材を正逆転させながら、刃物で削る、原始的ろくろでも出来上がるようです。(ひもを張るのに弓を使うと、楽に成ります)
外径を少し大きめに作り、センターの片側を
ガンドリル、(鉄棒の先端に円錐を半月か2カ所切り欠いて刃物にすれば使えます)にして、
センター代わりに押しながら進めれば、中心はは自動的に保たれ、直線的な穴を開けられます。
木管の内径は12φが多いようです。
これらは、わりと手間なので、今回はIHVP塩ビ管13φ、や 光モールのABS管白と黒があり、15、18φ 厚さ2mm が使いやすそうです。(内径 11、14φ)
http://www.monotaro.com/g/00402929/
HVP塩ビ管は内部損失が大きいようで、少し音が暗い感じがします、今回は ABS管 11φで試します。
シャリュモーの場合、クラリネットマウスピースと ケーンリードの場合 音が出にくかったり 吹き辛かったりしますが、
リードに穴を開けると、吹きやすくなると言うページを見つけ1φ穴で試してみますと、確かに鳴りやすく軽くなるようです。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/suenaga/
他にもリップクリームを塗ると長持ちするそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=oLuqvyV49hg
少量的リード製作がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=37NzCpwYrmc
此方はバグパイプのチャンターリード
http://www.youtube.com/watch?v=GDkZgw1lA_Q&list=PLB6FA5EDED46D2EE9
今度の場合はクラリネット用のリードを IHV13 から作った、マウスピースに付け、ABS管に繋いで試しました。
内径11φ 管長315.3mm で 241Hz で鳴りました。
1/4λ は 352.6mm ですから 開端補正は 37.4mm です。
管端側から 20mm 間隔で 5個の 音孔を開けて 変換を見てみます。
音孔長は 295.3 275.3 255.3 235.3 215.3 mmです。
1φの穴を開けますと 全開放で音程は254Hzになり、音孔の開閉による変化は少なく順番によって比例的ですです。
続く
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