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開かずの間 [怪奇]

あれはバブル期だったからだいぶ前のこと、暮れの忘年会代わりに各自、家族旅行に行った。

関西一有名な温泉で、駅から川沿いに上がって2件目くらいだった。

案内されると1階の廊下の脇にある防火扉のような仕切りをあけると、2間続きの和室が現れた。

窓がないのできくと、1階だから見晴らしが良くなくて、無いとのこと、食事に、温泉にと出かけてかえって、

寝付いたらとても寒く、震えて困った。

翌日の帰りに覗いてみると、川沿いの道路にフェンスがあり空き地があって、

近代作りの建て屋のそばに物置小屋が付いていて、屋根には意思の重しが乗せてあり窓はなかった。

きっとこの小屋を中だけ部屋にしつらえてあり、保温などもなくて寒かったのかと思うと腹が立った。

京橋の交通社の斡旋でとって貰ったところなのに、こんなの有り?

いわば隠し部屋で、税金も逃れていると思う、建築基準などもおそらく無視した違法建築なんだと思うと、

有産階級にははしこいのが居て、儲け上手、フェイクのかたまりが国を仕切っているんだ。

今は昔、グーグルマップで見に行くともう当時の面影はない。


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