開かずの間 [怪奇]
あれはバブル期だったからだいぶ前のこと、暮れの忘年会代わりに各自、家族旅行に行った。
関西一有名な温泉で、駅から川沿いに上がって2件目くらいだった。
案内されると1階の廊下の脇にある防火扉のような仕切りをあけると、2間続きの和室が現れた。
窓がないのできくと、1階だから見晴らしが良くなくて、無いとのこと、食事に、温泉にと出かけてかえって、
寝付いたらとても寒く、震えて困った。
翌日の帰りに覗いてみると、川沿いの道路にフェンスがあり空き地があって、
近代作りの建て屋のそばに物置小屋が付いていて、屋根には意思の重しが乗せてあり窓はなかった。
きっとこの小屋を中だけ部屋にしつらえてあり、保温などもなくて寒かったのかと思うと腹が立った。
京橋の交通社の斡旋でとって貰ったところなのに、こんなの有り?
いわば隠し部屋で、税金も逃れていると思う、建築基準などもおそらく無視した違法建築なんだと思うと、
有産階級にははしこいのが居て、儲け上手、フェイクのかたまりが国を仕切っているんだ。
今は昔、グーグルマップで見に行くともう当時の面影はない。
2014-12-17 09:35
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0