デザインの裏側 [安楽]
勉強は嫌いだったので工業高校に行き、跡継ぎの居ない叔母の進学の勧めに反対し、養子にならなかった。
高校を出て働きながら工業デザインの学校に通いデザインについてその裏側を見てしまった。
結局 デザイナーには成れず、 図面の技術で食いつないできました。
デザインとは丸、三角、四角、直線や比率、神秘数などを組み合わせ、
実際の心地よさとは関係なく、格好良く思われ、気の利いたキャッチコピーが付けられることが大事にされる。
対象となるのは、人は寝ている、座っている、立っているが基本だから、
ベッド、ピロー 椅子 靴 等が対象となります。
今回椅子に注目しますと、
それ以前は、お金持ちが専門の職人に何度も直させて体にあった物を作らせる。(これでは後世には伝わらなかった)
大陸の隣国では皇帝に指名された職人は1月以内に気に入った物を作り献上して、大金を得るか、死を賜ったと聞く。
近代になり、2枚の板のあいだに鉄棒の位置を変えて取り付けどれが心地よいか調べることで始まったらしい。
最近は エルゴデザインなどもあるが、実際の使用者の意見を入れたものではなく、 矢張り見かけに重点が置かれている。
唯一前代から伝わっている、乗馬鞍があるが、椅子とは成り立ちが違って、跨る事でしか使うことが出来ない。
昨夜、尾てい骨の先の皮がすりむけ、仕方なく椅子の座布団を前にずらせて、尾てい骨を逃がした、
座布団の後ろは丸くおしりの周囲から逃げやすく、これも見かけの弊害を受けていた。
ドーナツ型の円座などもあるが、座るのに必要な支えの部分まで逃げてしまい、
おしりの後ろが載らないスペースが余ってしまう。
素材も、低反発(体の自由がきかす最低)、高反発(ウレタン系は蒸れやすく、エンプラバネ式の方がよいようだ)
成分も ポリエチレン(柔らかくへたりやすい) ポリエステル(中空と中実があり先の方が軽くて固いらしい)
エアキューブ中空のような素材で膝裏に当たらず尾てい骨が当たらないように抜いてあり、
その前も余り押さないように、少しすいてあるような、クッションをどこか作ってくれませんか?
デザイナーとはカリスマ性を押しだし、権威を認めさせる、裏側を見せてはならないことで、成り立っています。
低反発ですが目的に近いデザインのクッションを見つけました。
www.cecile.co.jp/cmdty/img/45311/512/45311YF-774_A2.jpg
www.cecile.co.jp/cmdty/img/45311/512/45311YF-365_D1.jpg
www.cecile.co.jp/cmdty/img/51318/512/51318HK-1027_A2.jpg
前が盛り上がっているのは男性向きではないので、これのない、
この高反発版を探しています 。
次のはデザインの規則に反していますが、良さそうです。
izutsu.seesaa.net/article/396869804.html
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