希望的観測 ムカデ退治 [高電圧]
夕べ、中くらいのムカデが出ました。
約20cmくらい、SWを押しながら、「ナイス蚊っち」 と言う電ラケ、でカーテンからすくい取って、トランポリンのように踊らせながら、通電しようと思ったけれど、どこかの足がしがみついていて、うまく浮き上がりません。
通電したままだと電流は流れるが、おそらく通路が偏ったままで、一部にしかダメージがない様で、完全ダウンには為らなくて困っりました。
うちのも もう一つの新しく買った「ナイス蚊っち新型」を持ってきたんですが、移し替えることが出来ず 仕方成しにドアを開けて庭に放り出したら、
完全にに死んでいないので不安、と大声で言い合いになり、朝うがいをすると血痰が出ました。
コメリで今日買ってきた、「電撃殺虫ラケット」1800vバージョンはトランスやトランジスタが小さく、ダイオードは4個有ってブリッジ整流子になっていますが、キャパ
シタが473-1000vと小さく 電流は期待できません。(しかも表示LEDが半田ブリッジで点灯しないのにQCOKマークが張ってありました)これで
は電圧が出ていてもインジケータが付かないのでちょっと怖いですね。(電流が足りなさそうで、使えそうにないので、交換要求はしないで置きます。)
「ナイス蚊っち」は3個有ったんですが1個は 前にうちのが叩きすぎて、電極が外れたのがあり、回路だけ外しておいたのを取り出しとよく見ると、
1000v位であるらしいのにキャパシタは224-400vが付いていました。(交流用を直流で使うのと、安全率が低いですね)
パワー素子はTND0017 と書いてあり割と大きめ、トランスもそれなりに大きめです、
SWの開始関連は7.5k、LEDの制限は100、トランス出力は20kとSiD 1N4007 を通ってキャパシタに行き、
22MGの負荷が付けてあり、5秒くらいで放電します。
ラケット電極の外側2枚がマイナス 内側一枚がプラスになっていました。
このキャパシタに蓄えた分を間欠的に放電できると、充分電圧が上がって有効のダメージを与えられそうです。
まずは、ストロボ管(管内の大きな電極がカソード)を通して473-1kvに繋ぎ電極に入れてみましたが、トリガがないと放電が開始しません。
次は小さなネオン管を 通してやってみると3回は放電しましたが、後はガスがおかしくなってか放電しなくなりました。
今度はばらした、ADSLのトランシーバから外した少し大きめのガラスダイオードのようなアレスタかバリスタを入れてみますと、10回放電させても 問題なく使えました。
放電中はバリスタ(白茶オレンジの色コード)の中で割と早い間欠放電が見られます。
おそらく、471の電圧は大きく波打って電流も大きく変化していると思われます。
放電はシャーペン0.9の芯に対して行いました、電力に比例したスパークが出るので目安になりそうです。
負荷は471-1000vの両端から取り、コメリの本体に この「ナイス蚊っち改」基盤を入れてみようと思います 。
コメリのはばらし方も違うので 「ナイス蚊っち」を「ナイス蚊っち改」にしてみます。
(もう一つの「ナイス蚊っち」のバージョンはキャパシタは364-480v ですが トランジスタがSS6050と 小さかったので、キャパシタを貰い入れ替えました)画像のキャパシタはまだ変えていないブルーグリーンですが、横で青白く光っているのが、アレスタです、 この後交換したキャパシタは、364-380Vの茶色です。
キャパシタの交換で最初の一撃が強くなり、後の断続の状態は殆ど変化無く、最初一撃よりより小さめの放電が、
繰り返し起こっているのが確認できました。
(SWはちゃちで1/10くらいの容量のようですが、いつも使うわけではないので良しとします、
しかしいつも内部SWにボタンの頭が触れていて、遊びが無く押したかの確認がしにくかったので、
ボタン中心のへそを、を少しニッパで切り短くしますと、押した感触が良く成りました)
その後、アレスタを「T23-A350X」 に交換し 両端を使って 電圧検出 兼 放電短絡SWにしますと、
前より強く、2Hzくらいの間欠放電になりました。
ムカデさんごめんね 成仏してください。
さすがは CHAINA 製 分解してみると 基盤は殆ど合うんですが、回路には何バージョンか有ります。
夕べ蚊を取ったとき、殆どスパークが見えずに取れました。
アレスタ経由なので小キャパシタ 471-1000 の電圧がアレスタの分低いためと思われます。
(電流が少ないとアーク放電が起こらず、アレスタ内電圧降下が300vくらいと大きく、
アーク放電ですと数十ボルトの電圧降下になります)
アレスタに並列に 安全放電用の22MG を付けてやると その分 471のチャージ電圧が上がるので、
小物でも1撃目から、パチンと放電してくれるかもしれません。
大物は471+対象物に流れる電流が多いので、アレスタが光るのが確認でき、電圧降下が少ないと思われます。
(それでも2発目以降はインバータ電流が追いつかず、パワーが下がっているのは確認できました)
471に 対してアレスタがあるのでプリチャージが働かないはずなのが分かった。
しかし、現実では間欠スパークが発生している 不思議?
もう一度アレスタ側にプリチャージ抵抗226を足して、ホット側とかコモン側を反対にするか、
ホット側を中心電極に両側電極をアレスタ上の方に移動した方が良いだろう。
確認しますと ちゃんとHOT側に接続していました。